授業には出たが、聞く気にもなれない。
「桜井!この問題解いてみろ!」
「……」
「美緒……」
「桜井!!」
「先生!!晴斗のこと、知ってますよね?」
「あっ、ああ……」
「だったら、そっとしておいてください。美緒、ショックが大きすぎて……」
「そうだな……」
「あり……がと……」
あたしは小さく、新井くんにお礼を言った。
「いいって」
早く授業、終わらないかな……早く晴斗に、会いたいよ……
「美緒、今日、行くでしょ?」
「うん……」
「あたし達も行くよ」
「え……」
「会いたいしさ!」
「うん……」
思ったより、元気って難しい……
あたしが元気でいられるのは、晴斗がいるおかげ。
晴斗の存在があたしを、元気にしてくれるのだ。
「元気って……難しいね……」
「「えっ?」」
「笑顔って……難しいね……」
今のあたしじゃ、元気も笑顔も、難しいよ……
「桜井!この問題解いてみろ!」
「……」
「美緒……」
「桜井!!」
「先生!!晴斗のこと、知ってますよね?」
「あっ、ああ……」
「だったら、そっとしておいてください。美緒、ショックが大きすぎて……」
「そうだな……」
「あり……がと……」
あたしは小さく、新井くんにお礼を言った。
「いいって」
早く授業、終わらないかな……早く晴斗に、会いたいよ……
「美緒、今日、行くでしょ?」
「うん……」
「あたし達も行くよ」
「え……」
「会いたいしさ!」
「うん……」
思ったより、元気って難しい……
あたしが元気でいられるのは、晴斗がいるおかげ。
晴斗の存在があたしを、元気にしてくれるのだ。
「元気って……難しいね……」
「「えっ?」」
「笑顔って……難しいね……」
今のあたしじゃ、元気も笑顔も、難しいよ……

