ーートスッ
「大丈夫……?」
晴斗の顔色が、少し悪い。
「ああ、大丈夫……なのかな……」
ハハッと笑う晴斗。笑えないよ、晴斗……
「美緒、来て」
「え……?」
「いいから」
「うん」
あたしはそばに近づくと、晴斗はベッドにあたしを座らせた。
「どうしたの?」
「美緒に、触れたいだけ……」
「……っ!」
いつもより小さな声。あたしに触れる手は、色白くなっていて、微かに震えていた。
「怖、いの……?」
「……っ!」
あたしを見つめる目は、大きく見開かれた。
「怖くなんか、ねぇよ……大丈夫……」
ーーチュッ
そう言って、唇にキスをした。
でも晴斗は、体全体、震えていた。
唇を離したけど、少しだけ、息切れしている。
「ハア……ハア……」
こんな晴斗、見たくないよ……元気な晴斗が見たいよ……
ーーコンコン
「大丈夫……?」
晴斗の顔色が、少し悪い。
「ああ、大丈夫……なのかな……」
ハハッと笑う晴斗。笑えないよ、晴斗……
「美緒、来て」
「え……?」
「いいから」
「うん」
あたしはそばに近づくと、晴斗はベッドにあたしを座らせた。
「どうしたの?」
「美緒に、触れたいだけ……」
「……っ!」
いつもより小さな声。あたしに触れる手は、色白くなっていて、微かに震えていた。
「怖、いの……?」
「……っ!」
あたしを見つめる目は、大きく見開かれた。
「怖くなんか、ねぇよ……大丈夫……」
ーーチュッ
そう言って、唇にキスをした。
でも晴斗は、体全体、震えていた。
唇を離したけど、少しだけ、息切れしている。
「ハア……ハア……」
こんな晴斗、見たくないよ……元気な晴斗が見たいよ……
ーーコンコン

