《美緒STORY》
「うっ、うっ……」
「落ち着いたか?」
「うん……」
「晴斗がガンだって、本当なのか?」
信じられないよっ……嘘だって、言ってよっ……お兄ちゃん、嘘でしたって言ってよっ……夢だったら、夢から覚めてよっ……
「美緒……」
ーーギュッ
お兄ちゃんは、あたしの腕を掴んだ。
「……!」
「美緒、これは現実なんだよ。信じないとーー」
「でもっ!」
「……!」
「辛いよ!!しんじたくないよ!!信じるなんてーー」
あたしには無理なんだよっ……
「美緒!!」
「……っ!」
「信じたくねぇ気持ちは、お兄ちゃんだって分かる!でもな!信じないと、ダメなんだよ!お兄ちゃんだって、本当は信じたくねぇよ……」
「お兄ちゃんっ」
ーーギュッ
「うっ、うっ……」
「落ち着いたか?」
「うん……」
「晴斗がガンだって、本当なのか?」
信じられないよっ……嘘だって、言ってよっ……お兄ちゃん、嘘でしたって言ってよっ……夢だったら、夢から覚めてよっ……
「美緒……」
ーーギュッ
お兄ちゃんは、あたしの腕を掴んだ。
「……!」
「美緒、これは現実なんだよ。信じないとーー」
「でもっ!」
「……!」
「辛いよ!!しんじたくないよ!!信じるなんてーー」
あたしには無理なんだよっ……
「美緒!!」
「……っ!」
「信じたくねぇ気持ちは、お兄ちゃんだって分かる!でもな!信じないと、ダメなんだよ!お兄ちゃんだって、本当は信じたくねぇよ……」
「お兄ちゃんっ」
ーーギュッ

