《晴斗STORY》
「晴斗くん、ガンなんだ」
そっか、やっぱりな。
怖かったことが、恐れていたことが、現実になってしまった。
美緒を見ると、明らかに戸惑い、泣いている。
でも思わず、
「やっぱり……」
と、言ってしまった。
本当のことを言うと、美緒はますます泣き、“電話してくる”と、病室を出て行ってしまった。
そのあとを、おじさんが追いかけて、親父と2人きりになった。
「……なあ親父、俺、治らねぇの……?」
「治るよ。ただし、手術をしないとそのまま……手術して治る」
手術って……まだあんだろうがよ……
「他になんかあんだろ?」
「……!」
戸惑ってやがる……正直に言えよ……
「手術中にもし、なにかあれば、そのまま……」
「死ぬってことだな?」
「……ああ……」
「晴斗くん、ガンなんだ」
そっか、やっぱりな。
怖かったことが、恐れていたことが、現実になってしまった。
美緒を見ると、明らかに戸惑い、泣いている。
でも思わず、
「やっぱり……」
と、言ってしまった。
本当のことを言うと、美緒はますます泣き、“電話してくる”と、病室を出て行ってしまった。
そのあとを、おじさんが追いかけて、親父と2人きりになった。
「……なあ親父、俺、治らねぇの……?」
「治るよ。ただし、手術をしないとそのまま……手術して治る」
手術って……まだあんだろうがよ……
「他になんかあんだろ?」
「……!」
戸惑ってやがる……正直に言えよ……
「手術中にもし、なにかあれば、そのまま……」
「死ぬってことだな?」
「……ああ……」

