それでも、君のことが









「大丈夫だよ、私は。」





……仲間外れの身なんだから。





寂しいってわけじゃない。





私はいつも、そうだったから。





いつも一人、どこか遠くの世界にいる。





あの二人とも、そう。





間に見えない境界線があって、必要以上に接近できない。