それでも、君のことが









見ると、すーくんが叫んでいた。





え、珍しい。





すーくんって普段大きな声とか全然出さないから。





その横には、李菜がいる。





顎ですーくんを指した。





『早く、来なよ。』





そう目で言っているのがわかった。