それでも、君のことが









階段を降りて、スタンバイの場所に着く。





今やってる競技が終われば、私の競技が始まる。





今なら、たとえ何のお題でも行ける気がする!





競技の終了を知らせる笛が吹く。





自分の位置について、私はゆっくりと深呼吸した。





上を向くと、すーくんと河北が見ていた。





私、頑張る!





「よーい、、、」





ピーーーーー!!!!





笛の音が響き渡る。