好きな人と話していると、時間はあっという間に過ぎていく。 まだ三分くらいしか経ってないはずなのに、もう着いてしまっていた。 そういえば、 私って結局、どっちが好きなんだろう。 李菜を見つけ、「おはよー!」と言いながら駆け寄る。 「おー、おはよー。」 …ってそれだけ? テンション、低くない?? 「今日テンション低いねー」 冗談を言ったつもりだった。