「そうだね!これからもよろしくねー!」 明るめの声でそう言う。 というか、何? さっきからこちらをちらちら見てくる男子が気になって仕方ない。 別に今話してるの、二人だけの話題じゃないから話そうと思えばいつでも話せるはずなのに。 陽里李菜がその男子に気づくと、手招きをした。 あ、陽里李菜の知り合い?