思った通りの答えが返ってきて恐くなった。あたしの心の中に風斗くんに対する恋心はいつのまにか恐怖に変貌をとげていた。



 (まさかこんなに狂っていたなんて…。というか、聖沢さんっていつもは呼んでるのに、裏では華ちゃんって呼んでるとは。)



 「風斗くん!!さっき言ったことは前言撤回!!もし華ちゃんに何か酷いことしたらあたしがただじゃすまないから!」



 「酷いことなんてしないよ!(笑)それに、一つ言っておくと、華ちゃんとの中を引き裂くのは無理だよ?俺と華ちゃんは一生離れることはないから。」



 「風斗くんの本当のことを華ちゃんが知ったらきっとたぶんショックを受けるかもしれないから黙っておいてあげる!」



 「華ちゃんならショックを受けないよ。」



 「普通はショック受けてどうしていいかわからずその人に対する見方が変わるの!」



 (華ちゃんならショック受けないってどんなに自信あるのよ!)



 「そーいうことだから!じゃ、また明日!!」



 私はすぐにその場を去った。

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