坂道のカフェ 〜好きって言ってもいい?〜

『それに、お前に受けてもらいたい見合いがある。』


「親父、本社勤務は出来る限り何とかするよ。ただ見合いは無理だって言ってるだろ?」


俺は今まで何度も見合いの話を断っている。

「快人には仕事は任せられない。あいつに今の仕事は荷が重すぎる。」

『なら、今回は見合いを見送る。その代わりに仕事面はしっかりやるんだぞ。』


親父は最後に俺に釘を打って電話を切った。

本社勤務か...。