「相変わらず美味しそうね。ナツミのお弁当を毎日食べられるなんて、羨ましい」


「お、お母さんの分も作ろうか?」


「冗談よ。お母さんは食堂で食べるから大丈夫」


お母さんはそう言い、洗面所へと向かったのだった。