ジンクス

☆☆☆

「ねぇ、ナツミ」


3時間目が終わった頃、杏があたしの机までやってきた。


次の授業は体育なので、あたしは休む予定だ。


杏も風邪気味のようで、一緒に教室で自習をする予定になっていた。


「なに?」


あたしは課題を取り出しながら杏に視線を向けた。


みんな着替えに行ってしまって、教室にはあたしたち2人しかいない。