ジンクス

「無理するなよ」


「大丈夫だって」


「ほら、手」


差し伸べられた手に一瞬キョトンとしてしまった。


「なにぼーっとしてんだよ。鞄も持ってやるから」


そう言ってあたしの鞄を肩にかける健。


「あら、いい彼氏ね」


先生が健とあたしを見てクスッと笑う。