監禁少女

美世が女王様で、音が従った方がいいと言ったからだ。


「なに言ってんの!?」


「だってそうじゃん! もとはと言えば美世が全部悪いんだよ!」


「はぁ!? あんただって楽しんでたじゃん!」


「美世に逆らったらあたしがイジメのターゲットになると思ったからだよ!」


「今更言い訳しないでよ!!」


あたしたち2人の叫び声が響く中、モニター内には覆面男の姿が写っていた。


「あなたたちは同罪です。見てわかりませんか?」


その言葉にあたしは覆面男を睨み付けた。


あたしと美世が同罪?


そんなハズない!!