そして男は逆側の頬もすべてはぎ取ってしまった。


美世の体は力を失い、ダラリとされ下がっている。


その後すぐに白衣を着た男が駆けつけて来た。


「みなさんどうでしたか? スカッとしたでしょう? チェンソーで顔を削ぐのはスリリングで素晴らしい制裁だったと思います! この子への制裁は終わりました。これから先も心を入れ替えて生活してくれることでしょう」


男がそう言って画面が引いた時、そこにはもう美世の姿はなかったのだった。