監禁少女

2人は手を繋ぎとても仲が良さそうだ。


その時、カメラが2人を追い抜いた。


そして正面から2人を捕らえる形になる。


少女の方が美世で会っていたが、男子生徒の方は冬夜ではなかった。


「これ、後輩だね」


音が言った。


「そうだね。サッカー部のエースだった子」


カッコいいと有名になっていたから、その顔は覚えていた。


2人はキスをして別々の道を歩き始めた。


「美世ってこの子と付き合ってたんだね」


音がそう言った時、美世の前にスーツ姿の男が現れた。


今度は見たことのない顔だ。