監禁少女

「はぁ? なに言ってんの?」


「元々嫌いなんだよね、美世のこと。だからちょっとくらい困ればいいのにと思って」


開き直ったようにそう言う音。


美世の顔は見る見る赤くなっていく。


握りしめられたフォークが小さく震えている。


あたしは少し後ずさりをしてその様子を見つめた。


今優勢なのはどっちだろう。


あたしはどっちの味方をすれば勝てるだろう。


そう思い、壁に飾られていたナイフを握りしめた。


「ちょっとお金があるからって調子に乗ってんはあんたでしょ!?」


「お金は裏切らない。でもね、見た目は変わるんだよ?」