木のなる実

ゲームがはじまり
序盤は、接戦だった。


2人も勝負に集中になり
無言で画面と向き合った。


中盤は
お互いに追い越し追い越され
私は追い越される度に
悔しくなり
アクセルをガッツリ踏んでいた。


奈留 「あー負けた。」


勝負はもちろん
普段から運転している
愛騎の方が勝った。

そして、この時に
自分が負けず嫌い
ということを知った。

愛騎は隣で勝ったことに
ルンルンになっていた。

私は負けてしまったので
そのままその席に座ったまま
隣の愛騎の運転を見ていた。