木のなる実

そんなこんなで
お互い照れながらも
繋いだ手をぎゅっと握ると
ぎゅっと握り返してくれる
なるの優しさに
前よりももっと好きになっていた。


なるに連れられて
入ったお店は
ムラサキスポーツ。


奈留 「なるの好きな服売ってるところだ!」


愛 「そう!覚えてくれたの?」


奈留 「そりゃ覚えるよ!」


店内で、パーカーを見ていると


愛 「なるどれがいいと思う?」


奈留 「えっ?」


いきなり聞かれて
戸惑ってしまう。

前回来た時は、ブランド名を習ったぐらいで
あとは、なるが
適当に見てたのを眺めてた
だけだったので
聞かれると思ってなかった。


愛 「なるきに似合うやつどれがいいかな?」


奈留 「私に選んで欲しいの?」


愛 「選んで欲しい!」