「ここのカフェのメニューって全部可愛いんだけどね!特にオススメなのがこれ!」





私は手書きのこれまた可愛いメニュー表をさした





「「フルーツたっぷりクマのパンケーキ?」」


「名前はなんか普通ね」


「たしかにひねりがないよね。」





え・・・海李さんたち厳しい。



で、でも名前は普通でもパンケーキは可愛くてこのカフェオリジナルなんだから!



そしてフルーツ盛りだくさんでほんとに幸せになれる!





「美柚って甘いもの好きよね」


「大好きだよ!!甘いものが嫌いな人なんていない!」


「いや、いるに決まってるじゃない」





海李、即答・・・そこまで顔しかめながら言わなくてもいいじゃないか



可愛い顔が台無しだぞ☆



・・・・・すいません。なんか海李から冷気?を感じるよ



こわい(´・ω・`)まだハリセンで殴られた方がマシだよ





「よ、よーし。じゃあ頼もー!」





まだ海李からの視線が冷たい気がするけどここは気付いてないふりだ



もしいま目があったら石になる気がする



いや、海李がメデューサだって言ってるわけじゃないよ?それくらい恐いってこと。うん。





「ご注文お決まりでしょうか?」


「はい。フルーツたっぷりクマのパンケーキで。」


「じゃあ私も同じのを。あとコーヒーお願いします。」


「俺もパンケーキ1つ。」





『かしこまりました』って去っていった店員さん・・・



すごく美人だったけど守護霊がなんか変わってた(´・ω・`)



見なかったことにしよう