「はいはいおひさ~」
「おひさおひさ~!」
すごく久しぶりだよねー。私が小学5?年生くらいに会ったきりだから・・・
6年ぶりくらい?わー!ほんと久しぶりだ!!
「空城さん、そのひとって・・・」
「あ、うん。紹介するね。知り合いの陰陽師、桐衣悠真(キリエ ユウマ)だよ。」
「悠真でーす。よろよろ~!てかさてかさ美柚っちひどくない?」
はて?なにが?
私悠真にひどいことしたっけ。うん、してないよね
最近会ってなかったし・・・あ、会ってなかったから?会ってくれなさすぎで酷いてきな?
・・・・・悠真そんな女々しくないわ
なら、なんだ?
「あ、気付いてない系ー?俺のこと知り合いって紹介してたことに決まってるじゃーん」
「ほんとのことじゃん」
家族でもないし従兄弟でもないし、学校が一緒だったわけでもないし・・・
友達ってほど親しいわけじゃないし。
ただ、親の友達の子どもでたまに会っててすこし話したりしてた程度でしょ?
うん。悠真と私の関係を表すのにこれほど適切なことばはないと思う!
「あれ?知らない系?俺たち将ら・・・」
「だまらっしゃい」
「いっ!?ちょ、ハリセンで頭叩くとかなくなーい?」
うん・・・いまハリセン使って思ったけど
結構使い心地がいい!海李が無意識になんかいも使っちゃう気持ちが分かる気がする!