うーん・・・結論からいうと?



幽霊が見える仲間がまた1人増えちゃいました。





「海李はどんなタイプ?」


「ある一定の時間にならないと見えないタイプ」


「ああー・・・なるほどね~」





私的にそのタイプ羨ましいんだよねー・・・



でもいきなり見えはじめるの怖いよね・・・うん。このままでいいや



できることなら見えなくなりたいけどね





「あ、海李ってイケメン君も幽霊見えることしってるの?」


「ん?さっきの会話で察したわよ」





さすが海李さまです。わたしも海李ほど頭よくなりたい・・・



というか、勘が鋭くなりたい。





「で。」





で?え?なに。はやく言えよみたいな顔してるけどごめん分からない



口で言っていただけるとありがたい



え。やだ。こわいよ?海李さん?お願いだからなんか言って?





「はあ・・・成仏させるの?させないの?どっちよ。」


「あ。させます。」





無言のプレッシャーというか圧力がすごい・・・



やっぱり海李って閻魔さまなんじゃ・・・こんな馬鹿なこと考えるのやめてさっさと始めよ





「・・・・・えーっとー、番号なんだっけ?」


「「んん?」」


「ちょっと待って。空城さん。」





なんだね、イケメン君。今知り合いの電話番号を思い出しているところなんだが・・・



あ、そういえばスマホのなかにデータあったわ。



よかった、よかった。これで成仏させれる。