「何、一人で笑ってんだよ…」 怪しい目で桃代を覗き込む。 そんな隼人に、顔を真っ青にさせながら、なんとか言い訳をした。 「ふーん…」 適当に何とか桃代の言い訳を見逃せてくれた隼人に、一先ず一安心する。 「でさ、まずさ俺と和馬と花梨ちゃんと桃代ちゃんの…」 桃代ちゃんと言われ、少し反応する 「この四人で、遊園地に行こう〜〜 名付けて〜〜〜 “遊園地でカップル誕生!!”」 椅子の上で立ちながら、指を上に向け、一人そう叫んでいた隼人を 桃代は口をポカーンとあけながら、ア然としていた。