「あっ!いーよ」


隼人に目を向けながら
花梨が答えた。


和馬はあっさりした答えに、少し戸惑っていた。





「あ…ありがとう」





ちゃんと聞かないと耳には聞こえない程度の大きさでお礼を言った和馬。




隼人の友達にしては、何だか、目立たない感じがして正反対だな…





と和馬を見て桃代はふと思った。





「はい!私のメアド」





そう言って、ノートの切れ端を破り自分のメアドを書いて和馬に渡した。




「じゃあ、今日送るよ」






そんな和馬の言葉を聞かずに、花梨は和馬の隣にいた隼人にハートの形をした目を向けた。




それを、和馬は黙って見ていた……。