「…………」


「…………」


朝のB組の教室。





隼人は朝から一言み発していない。


そんな隼人につられて
和馬もどう対応していいかわからず
黙り込んでしまっていた。




絶対に



振られたな…



こんな隼人をみたら
誰だって気付くだろう



和馬はひそかに
上の空の隼人をみながら
哀れそうに見つめた。