「好きな子が出来ちゃいました。」


静かにそう言った和馬に、隼人は顔色一つも変えずにただ頷き、下を向く。



「ん?どーしたんだ隼人?」





隼人の異変に気付いた和馬は、隼人を覗き込む様にして見つめた。




「まぁ〜頑張れっ!!」



いきなり、下に向けていた顔を和馬の方に向けだして、肩を叩いてそう言った隼人。





「あ…が、頑張るよ!!」






叩れた肩を摩りながら
満面な笑顔でにこりと隼人に向かって笑いこんだ。