「隼人ぉ〜!!!」 「なんだなんだぁ〜?」 朝から女子だけで十分騒がしいのに、また一つ騒がしい声が加わった。 「どーしたんだよ?和馬。」 朝から何故か焦っている様子の和馬に、隼人は何もどうじない。 隼人が和馬に気をかけないのは、いつもの事。 「実はな…」 「な…なんだよ?」 いきなり和馬の顔が真剣になりだしたので、思わず隼人も真剣になりだす。