いつもひとりで洗う手洗いは、人の家だからだろうか。新鮮で心地よい。 テ―ブルに向かい、おにぎりサイズになるくらいの米を手のひらにのせた。 手のひらにのっけた米を見たら、私はおにぎり何個作ればいいんだと思った。 しかしおにぎり何個作って下さいって、書いてなかったし、ご飯がある分だけ作ればいいか。 黙々とおにぎりを作り、ご飯はなくなった。 手を洗って帰るだけと思ったが、おにぎりバイトの主に私がきたことを伝えた方がよいだろうかと考えた。