振り向くと渚がオーラ全開にしてってた。


「すみません!!」


「渚さんすみませんでした!!」


ペコペコ頭を下げだす下っ端。


どんだけ恐れられてるんだよ。


渚は。


「来い」


今度は渚に手を引っ張られて2階に上がらされる。


「あのさぁ、私に命令しないでくれる?」


「入れ」


いや、話聞けよ。


命令すんなっつったじゃん。


若干イラつきながらも部屋に入る。


そこは幹部室とは違う部屋で、安そうなベッドもある。


「ここ何?」


「俺の部屋」


まぁ渚に用があるだけだからいいんだけど。


「命令するのはやめてくんれない?」