SHOCK -衝撃的なlove-

「私のせいで死んだんだ…っ!!お母さんは…っ!!」


もし私を庇わずに自分を守ってれば、お母さんは生きてたかもしれない……っ!!


「違う。それは違うよ。キミのせいじゃない」


……っっ。


「お母さんとお父さんに会いたいよぉ…っっ」


もう会えないなんてヤダぁっ!!


「……とりあえず怪我の手当てしてもらおう」


刑事さんは私の手を引いて病院の中へと入った。


小さな病院で、患者さんはいなかった。


手当てが終わっても私の涙は止まらなかった。


右足は骨折してたみたいで歩いたら痛みが走るけど、そんなことより心が痛かった。


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