SHOCK -衝撃的なlove-

「……私がそんなことさせると思う?」


させるわけないじゃない。


だって私はこれから黒龍までも支配するんだよ?


瀬山龍騎なんか簡単に潰せる。


「思わない」

……。


立場はわきまえてるようだね。


「お前は立場を奪われたくない」


そりゃそうだ。


こんな楽しい場所だもん。


「俺は奪いたい」


そうだね。


今聞いてたからわかるよ。


「だから俺とお前でタッグを組んで支配するんだよ」


……タッグを組んで…ね。


「別にいいけど条件がある。私たちの意見が割れたときは私に従って」


もともとのクラスの支配者は私。


私に従うのは当然のこと。


「だったらこっちだって条件がある。黒龍を支配するのはやめろ」