**

ワクワクしながら教室の扉を開けた。


私は和奏が香澄を操る時間をあげるために、私は15分ほど校内をうろついて時間を潰していた。


「おは…」


教室の中央で男子に囲まれてる一人の男子。


その回りに立ってる女子たち。


和奏と目があった。


香澄とも目があった。


そして、男子に囲まれてる一人の男子とは瀬山龍騎。


和奏やるじゃん。


瀬山龍騎に暴行を加えてる男子たち。


「…何してるの……!?やめなよ…!!暴力は最低だよ……!」


男子たちの輪に臆することなく飛び込む私。


というか、何でこいつ大人しく殴られてるわけ。


黒龍でしょ?


しかも幹部でしょ?