SHOCK -衝撃的なlove-

……黒龍なんかに関わらなきゃよかったんだ。


はじめからそうしてれば、こんなことにはならなかった……。


黒龍の奴らが危険な人間だって知ってたはずなのに。


バカだな……。


私ってホントバカ……。


あの日…渚に出逢ってなければ、こんなことにはならなかった気がする。


私がこの世界に足を踏み入れたから……だからいけなかったんだね。


「これからも彩羽は俺だけのもんだ。一生な…」


ゾッ……


全身に鳥肌が立った。


私は……一生こんな風に龍騎に襲われ続けるんだ……。


そんな生活嫌だ……。


「愛してる、彩羽……」


強引に重ねられる唇。


気持ち悪い……。


無理……。


もう無理だ……。


誰か……助けて……。