SHOCK -衝撃的なlove-

それを追ってくる龍騎。


「待てよ!!!!お前殺されてぇのか!!」


わたしがキッチンにたどり着いたところでまた腕を掴まれる。


そのまま床に押し倒されそうになるけど、必死に踏ん張ってキッチンに手を伸ばす。


そして、包丁を掴む。


「離して!!!」


包丁を龍騎に向ける。


「お前。彼氏に向かって包丁か?」


包丁なんか怖くないとでも言わんばかりの笑みを浮かべる龍騎。


「これ以上私に近づいたら殺す!!!」


だからもう私に近づかないで……っ!!


お願いだから……っ!!!


「殺れるもんなら殺ってみろよ」


っっ!!