SHOCK -衝撃的なlove-

渚の声を聞くだけで涙が溢れてきた。


助けてほしい……。


助けてほしいのに…。


『お前最近全然倉庫来ねぇけど、まだ怪我治らないわけ?』


っ!!


お願い……気づいて…。


私の緊急事態に…。


「怪我は……っ」


『え?』


わたしが出せる最大限のSOS……。


「怪我は…治ってる……っっ」


お願い…気づいて……。


『……じゃあ何で来ないんだよ』


これ以上言ったら私が…。


ひどい目に遭わされる……。


「……じゃあ切るね」


『おい!彩羽!』


ブチッ