っ!!!


龍騎…っ。


怖い…。


どうしよう……!!


「大丈夫……」


玄関の鍵はかけてるから大丈夫……。


入ってこれない……。


「開けろやコラァァ!!」


ガンッ


ドアを殴るか蹴る音。


「いや……っ」


物音の事なんか考えずに階段を駆け上って部屋に飛び込む。


部屋の鍵をかけて、ドアの前にタンスを移動させる。


窓の鍵もちゃんと閉めてる。


それでも恐怖は消えなかった。


微かに聞こえてくるドアを叩く音。


近所の人……誰か通報して……っ。


怖い……っ!!