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「っうっうぁ……っっ」


涙が止まらない。


龍騎が帰ったあとも、何もできずただソファの上で縮こまって泣くことしかできなかった。


怖かった……。


ううん。


まだ怖い…。


私……龍騎の彼女になることを認めてしまった……。


やっぱり認めるのは間違ってた……っ。


だけど今さらもう…。


そのことが余計に私を苦しめた。


これから先、龍騎になにされるかわかんない……。


だけど誰にも助けを求められない……。


求めるのが怖い……。


龍騎は強いから、殴られると1発でもダメージが大きい……。


それを服の上からじゃなくて直接受けるから、余計に…。