SHOCK -衝撃的なlove-

そう言ってみぞおちに拳を入れる。
  

はずだったけど、あっさり避けられて、しかも私の腹部を蹴られた。


一瞬の身のこなしだ。


「さすが」


そうそう。


このスリル、この刺激。


これが欲しかった。


「………」


無視ですか。   


ちょうどストレスも溜まってることだ。


茅ヶ崎渚で発散しようじゃない。


急所を的確に突くように攻撃する。


こっちの方が体力ないから仕方ない。


「…女子にまで手出すんですね」


私から出したんだけどね。