SHOCK -衝撃的なlove-

来なくていいって絶対叫ばなきゃ。


黒龍に聞こえるように。


「もしもーし、渚クンですかー?お前らの黒蝶は預かった。返してほしけりゃ、幹部だけで俺らの倉庫に来ることだな」


今だ。


「渚!!!来なくていい!!!!来ないでっっ!!!!!」


全力で叫ぶ。


それが予想外だったのか、総長が驚いた顔で私を見る。


そして、そのまま電話を切った。


「これで渚たちは来ない。残念ね」


聖鷹たちを挑発する。


そして、その間に私は手を縛られてるロープをほどく。