SHOCK -衝撃的なlove-

「黒蝶さんよぉ、あと1分足らずで倉庫に─」


「んーーーっ!!んっ!!!!んーー!!」


あと1分足らずで倉庫に着く。


だから私は全力で暴れる。


お腹を丸めて。


「んーっ!!!」


お腹痛いアピールだ。


こんだけ暴れられてたら車から私を降ろすのも大変な作業。


「急にどうした」


こんな風に部下が聞いてくれる。


バーカ。


「んーー!!!!」


必死に何かを伝えようとする素振り。


すると部下がガムテープを剥がしてくれた。