SHOCK -衝撃的なlove-

「黒蝶さんよぉ、もう終わりかぁ?」


ドンッと背中を蹴られて、硬いアスファルトに倒れ込む。


……情けない。


聖鷹ごときにやられるなんて。


「連れていけ。黒龍誘きだす」


私は気持ち悪い男たちに立たされ、車に乗せられる。


マジ痛い。


理沙だけは許さない。


あいつのせいでこうなった。


明日からが楽しみだわ。


「近くで見たら美人じゃん、黒蝶チャン」


「よく言われる」


ここで怖がってたら思う壷だ。


絶対屈しない。