SHOCK -衝撃的なlove-

「渚が一番ヤバそうだけど」


慧が渚に視線を向ける。


渚がボロボロ……。


こんなに何で…。


「わざと避けなかったの?じゃなきゃこうならないでしょ」


渚レベルの男がこんなにボロボロになるのはおかしい。


「………別に」


…黒龍にはバカしかいないの?


「血まみれじゃん。龍騎も龍騎だよねー。仮にも仲間なのにこんな大怪我させて」


渚をソファに座らせて、応急処置として、私が肘に巻いてた包帯で手当てする。


「悪いな」


痛みで顔を歪める渚。


弱ってる渚ってレアだよね。


見納めかもしれないから見とこーっと。


またいつか渚にムカついたときに言ってやろう。


〝あんなに弱ってたクセに〟って。