里美が私の名前を呟きながら近寄ってきた。


そして、私の肩を掴み、前後に揺さぶる。


「冗談でしょ??ねぇ!」


うざ。


「四軍が気安く私に触れんな」


容赦なく里美を突き飛ばす。


龍騎に突き飛ばされた香澄みたいだ。


「里美意外の四軍は、みーんな退学。それがどういうことか分かってる??」


私は一歩一歩、床に倒れてる里美に近づいていく。


「嘘だよね…彩羽……」


いい感じに怯えてますねぇ。


「私を四軍に落とさせたのも彩羽なの…?何で……!?私彩羽に何かした…!?」