SHOCK -衝撃的なlove-

人気者の仁科彩羽は私じゃない…。


本当の私は…誰にも好かれない性格の悪い女なんだから。


両親が生きてたころの私になんて、もう戻れない……。


あんな風には生きられない。


私の世界は…狂ってるから……。


性格が悪い本当の私を好きになってくれてる人なんていないんだ…。


こんな偽者の仁科彩羽がモテたって…そんなの関係ない……。


─なぁんてね。


「ちょっとトイレ行ってくる」


誰もついてこないことを確認して、私はトイレじゃなく、四軍たちがいるであろう生徒指導室に近づく。


ドアに耳を当てて中の会話を盗み聞きする。