「あ、立候補?バッカじゃない?里美のために犠牲になるんだ?私偽善者嫌いなんだよね。てか、最初に彩羽のこと偽善者呼ばわりしたアンタの方がよっぽど偽善者じゃない」


香澄がイライラしてる。


絶好のチャンスだ。


「まぁいいじゃん香澄。いじめ方投票でもしようよ」


和奏がナイスアシスタント。


今回のことは和奏にも何も言ってないから偶然だけど、やっぱり優秀だね。


「まぁそーね。記名は絶対条件。一番残酷ないじめ方書いてた人は一軍入りにしてあげる。四軍諸君、またまたビッグチャンスだね?」


記名かぁ。


困ったな。


仁科彩羽が残酷なこと書くわけにはいかない。


だけど残酷な事を書きたい。