「邪魔ってことないじゃないですか。どうですか? 男子の群れに一輪の花。美しいでしょう。私も行きますよ」

「ブース」

またもや先輩はそんな暴言を吐き、さっさと行ってしまった。

ブスと立て続けに言われ、私は怒りでわなわなと震えていた。

周りの先輩方はくすくすと可笑しそうに笑っていた。

そんなもの、全然気にならなかった。

先輩の残り香に包まれて、さっきの怒りはすでに切なさへと変化していた。