傘があるから雨が降る。

「あともう1つはね、お父さんと上手くいっているか聞きたかったんだ」


長谷先生は、話を止めず喋り続けた。


「あのあと、お父さんから電話があって、かなり酔っ払っていたみたいで仕事に行ってないって聞いたの。
お金に関しては、今まで貯金していたお金でどうにかなったんだけど……今の現状聞かせてくれるかな?」


と言われ、私は急ぎノートに書き込んだ。


だけど、そこには嘘の書き込みをした。


『お母さんが居た時と変わらず、お父さんは優しいし面白いですよ。
何も心配しないでください。』


そう書き込んだ。