「どうでも良いが様子を見てくるがゆえ、残りの仕事は後に回せ」 「また行くのか……っ!?先程行ったばかりだろう!!?」 「アレからだいぶ時間が経った。もしかしたら、目が覚めているかもしれぬ」 椅子から立ち上がると、ワーワー騒ぐファンを残して執務室から去る。 今日こそ未だに眠るアニが目覚めている事を願いながら。