私が教えたアイツの情報に、昴兄はしばらく何かを考えるようにして口を開いた。 「まさか… …────·郷田 亮汰…?」 ごうだ… 「あー!それそれ! そういえばそんな名前だった!」 やっと思い出せた! あー!スッキリ!! 喉の辺まで出かかってるあの気持ち悪さがなくなって喜ぶ私の横で、昴兄と佑の表情は何故か曇る。 「お前…本当に何もされてねぇのか?」 「うん、大丈夫。 …お兄さん達によろしくね、だってさ。」 昴兄も佑も、なんだか殺気も出てて怖いし… 詳しいことは話さないでおくことにした。